スモールワールド:物語と伝説 日本語版
- 2010/09/13
- 20:10
小さな大陸の、妖精やらモンスターやらの興亡の歴史を(おちゃらけた感じで)描く大河ロマンボードゲーム「スモールワールド」の拡張セット「物語と伝説」のレビュー。
これ単品では遊べない、遊ぶためには基本セットが必要だ。
プレイ人数 2-5人
プレイ時間 1-2時間ぐらい
人数が少ないと1時間程度でさくっと終わる。5人でやると2時間行くかなという感じ。
セットの内容は54枚のイベントカードだ。イベントカードは初回以降の1ラウンド毎に新しいカードが出てきて、全プレイヤーに影響を及ぼす(従って、1回のゲームで7~9枚が出てくる)。次のラウンドに出てくるカードが全員に見えているため、そのカードの効果を見越して計画を立てていくことになる。
イベントカードの内容は「このラウンドは沼と湖に進攻できない」とか単純な物から、「全員今持ってるアクティブ種族を左隣の人にあげる」みたいな、わりと無茶苦茶なものまで多岐に渡る。
イベントカードが入るとゲームが賑やかになるが、ルールの処理がより複雑になるため、スモールワールドにある程度慣れた同士で遊ぶときに入れるための拡張セットかもしれない(まあ拡張セットってだいたいそんな感じだけど)。
カードの内訳をもう少し詳しく見ていこう。54枚のカードは、戦争が凄いとか天災が凄い、みたいな感じの6種類のテーマアイコンで分けてデッキにしたり、あるいは小、中、大の3段階の影響度アイコンで分けてデッキにしたり、全部混ぜてデッキにしたりと、全部で10種類のイベントカードデッキの組み方ができる、というのがウリ。
他にも、「使いたいと思うカードをみんなで選んでデッキにする」とかでもいいかもしれない。
このゲームの場合、ゲームに新味や変化を出す、というのは既に種族バナーと特殊能力バッジの組み合わせだけで実現できているのだが、このイベントカードを追加することで、それが更に混沌としてくる。どうせやるならこいつも入れてしまえ!って感じだろうか。
この拡張セットは翻訳元のホビージャパンゲームブログの記事でも詳しく公開されている。下記。
ある日空からコーラの瓶が…『スモールワールド・物語と伝説』

イラストが相変わらずポップで良い。特に今回のイベントカードは笑える変な絵柄が多い。
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セットの内容は54枚のイベントカードだ。イベントカードは初回以降の1ラウンド毎に新しいカードが出てきて、全プレイヤーに影響を及ぼす(従って、1回のゲームで7~9枚が出てくる)。次のラウンドに出てくるカードが全員に見えているため、そのカードの効果を見越して計画を立てていくことになる。
イベントカードの内容は「このラウンドは沼と湖に進攻できない」とか単純な物から、「全員今持ってるアクティブ種族を左隣の人にあげる」みたいな、わりと無茶苦茶なものまで多岐に渡る。
イベントカードが入るとゲームが賑やかになるが、ルールの処理がより複雑になるため、スモールワールドにある程度慣れた同士で遊ぶときに入れるための拡張セットかもしれない(まあ拡張セットってだいたいそんな感じだけど)。
カードの内訳をもう少し詳しく見ていこう。54枚のカードは、戦争が凄いとか天災が凄い、みたいな感じの6種類のテーマアイコンで分けてデッキにしたり、あるいは小、中、大の3段階の影響度アイコンで分けてデッキにしたり、全部混ぜてデッキにしたりと、全部で10種類のイベントカードデッキの組み方ができる、というのがウリ。
他にも、「使いたいと思うカードをみんなで選んでデッキにする」とかでもいいかもしれない。
このゲームの場合、ゲームに新味や変化を出す、というのは既に種族バナーと特殊能力バッジの組み合わせだけで実現できているのだが、このイベントカードを追加することで、それが更に混沌としてくる。どうせやるならこいつも入れてしまえ!って感じだろうか。
この拡張セットは翻訳元のホビージャパンゲームブログの記事でも詳しく公開されている。下記。
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イラストが相変わらずポップで良い。特に今回のイベントカードは笑える変な絵柄が多い。
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