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逃げゾンビ 完全日本語版
- 2015/06/09
- 22:41
ゾンビネタのボードゲーム「Run fight or die」の日本語版、「逃げゾンビ」のレビュー。ゾンビですよ!しかも完全ローカライズ済の!
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 1時間はかからないぐらい
※死ぬと早いよ!

無駄に男女2種類あるゾンビ駒は思わず塗装したくなる出来の良さ。どっさり60体ついてます。
1.ついにゾンビゲームが日本語化される時代が来たよ!
いやーゾンビゲーですよゾンビゲー。数あるアナログゲームジャンルの中でも日本じゃ「ファミリー層は見向きもしねーしゲーマーは遊ぶ前からクソゲー判定だし近隣ジャンルからの流入も見込めねーし……でも一定数の根強いファンが買うんだよね」みたいな感じに売れるんだか売れないんだか微妙な事で有名な大ニッチジャンル「ゾンビ」のボードゲームも遂に日本語化される時代になりました。
これはね、すごい事ですよ。ゾンビゲーが日本語化されたって事は、「ニッチなジャンルを日本語化しても商売になるだろう」とプロが判断するレベルまで、アナログゲームの裾野が広がったって事ですからね。
ちなみにこの逃げゾンビを製作したアークライトは、なにやら面白いと国内外で評判の協力型ゾンビゲーム「デッド・オブ・ウィンター」の日本語版も製作中。これはゾンビの時代、来ているのではないでしょうか。
2.ゾンビから生き延びるゲームです

で、このゲーム、すげえ楽しいです。わらわらゾンビが沸いてきて、それをバットや銃でぶっ飛ばしながら生存者を集めて回って、放射能ビームとか愉快な攻撃をかましてくるボスゾンビと戦ったりするという。
ゾンビフィギュアの出来も良いし、1時間弱でスパッと1ゲーム終わるのも良いですねえ。
プレイヤーのうちだれかが死ぬか、だれかがボスを倒すか、だれかが町を脱出するかするとゲームが終わって、その時の生き残りのなかで一番勝利点を稼いだ人の勝ち。この「終了条件が3つある」ってのがミソで、どのエンドを迎えるかでゲームの展開が変わってくるし、ゲームを閉める時期を巡っての他プレイヤーとのせめぎ合いも熱いです。
プレイ人数は1~4人用なんだけど、英語版では5~6人用拡張セットに付属だった2人のプレイヤーキャラクターも付いているので、個人ボードのコピーと追加ゾンビを20体ぐらい用意すれば、プレイ人数は6人までいけるかも。
3.ゲームシステムとか

どんなシステムのゲームなのかと言うと、プレイヤーはそれぞれ自分の個人ボードを持っていて、個人ボードに置かれたゾンビが自分のターンが来る度にどんどん前に進んできます。そこで、攻撃、探索、逃走なんかを表す目が書かれた特殊ダイスを何個か振って、振り直しを経て出た目を確定させたらその行動を行う。という感じ。
ゾンビが溜まってくると殺されちゃうので排除していかないといけないんだけど、勝利点に繋がる行動は生き残った町の住民の探索なので、ままならないダイス目をどうにかしながらそこのバランスを上手い事取っていくのがゲームの基本。
面白いのは「ネクロノミコン(知る人ぞ知る魔道書だ!)」の目で、こいつは「何個出したか」によって効果が全然変わってきます。イベントが起こる事もあれば、生存者を見つけたり、はたまたボード上のゾンビを倒したり。効果は大きいんだけど、出目の数でころっと効果が変わるので他の目よりギャンブル性が高いんです。
住民たち(上にある写真のカード)がみんなやたらと個性的で、名前とイラストを見ればなんとなくキャラクターまでわかっちゃう、いかにもB級映画なテイストも楽しいです。彼らはゲームの勝利点を持っているのと同時に、役立ったり迷惑だったりする特殊能力も持ってます。当然迷惑なやつの方が勝利点が高いんだけど。
場所やイベントのカードもいかにもB級映画的なシチュエーションで、この辺りのテーマ性とシステムの合致が気持ち良いです。
4.ボスゾンビも立体コマが良い!というあなたに

このゲーム、放射能ビームで攻撃してきたりゾンビの群を召喚したりする「ボスゾンビ」が存在するのは前述したとおりですが、残念ながらこのボスゾンビは立体駒じゃなくてタイルなんですよ。(実はこのゲームは元々キックスターターで出資募集されてたやつで、キックスターター特典として立体大型ボスゾンビが付いたりしてたそうなんですが)
でもまあ、意外と「強そうなゾンビ」のミニチュアってのはあるもんで、立体派の皆様向けにそいつを紹介いたしましょう。

「ゾンビサイド」っていう超名作ゾンビボードゲームがあるのはみなさんご存知かと思うんですが、あのゲームにはボスゾンビ「アボミネーション」ってのがいるんですよ。並べてみるとサイズもぴったり。こいつはなかなか良いんじゃないでしょうか。
ただ、ゾンビサイドは和訳の必要がある1万円近くする大型ゲーム、この為に買うのはちょっとハードル高いかもしれません(面白いから超おすすめゲームではあるんだけど)。それに、別なゲームの駒を混ぜて使うといざどっちかで遊ぶときに「あ、あの駒が無い!」とかの悲劇も起こり得ます。

そこで推奨したいのがこの子。どうですかこの威容。鎧じみた形に変異したトゲトゲボディが戸愚呂弟みたいでステキです。
こいつは「デッドゾーン」っていうSFミニチュアバトルゲームに出てくるSFゾンビ勢力のボス、「プレーグ:ステージ1A」くんです。ミニチュアゲーム用の駒なので単品販売されているし、僕もよく利用する国内ミニチュアショップ「リングテイル」で取り扱ってます。
「ハードプラスチック」っていうレジンみたいな素材で出来ているので瞬間接着剤を使って組み立てる必要はあるんだけど、わずか4パーツだし、そこまで手間じゃない、ハズ。
そんなわけで逃げゾンビ、超お勧めです。みんなで仲良く生き延びたりダメだったりすると良いよ。

プレイ人数 1~4人
プレイ時間 1時間はかからないぐらい
※死ぬと早いよ!

無駄に男女2種類あるゾンビ駒は思わず塗装したくなる出来の良さ。どっさり60体ついてます。
1.ついにゾンビゲームが日本語化される時代が来たよ!
いやーゾンビゲーですよゾンビゲー。数あるアナログゲームジャンルの中でも日本じゃ「ファミリー層は見向きもしねーしゲーマーは遊ぶ前からクソゲー判定だし近隣ジャンルからの流入も見込めねーし……でも一定数の根強いファンが買うんだよね」みたいな感じに売れるんだか売れないんだか微妙な事で有名な大ニッチジャンル「ゾンビ」のボードゲームも遂に日本語化される時代になりました。
これはね、すごい事ですよ。ゾンビゲーが日本語化されたって事は、「ニッチなジャンルを日本語化しても商売になるだろう」とプロが判断するレベルまで、アナログゲームの裾野が広がったって事ですからね。
ちなみにこの逃げゾンビを製作したアークライトは、なにやら面白いと国内外で評判の協力型ゾンビゲーム「デッド・オブ・ウィンター」の日本語版も製作中。これはゾンビの時代、来ているのではないでしょうか。
2.ゾンビから生き延びるゲームです

で、このゲーム、すげえ楽しいです。わらわらゾンビが沸いてきて、それをバットや銃でぶっ飛ばしながら生存者を集めて回って、放射能ビームとか愉快な攻撃をかましてくるボスゾンビと戦ったりするという。
ゾンビフィギュアの出来も良いし、1時間弱でスパッと1ゲーム終わるのも良いですねえ。
プレイヤーのうちだれかが死ぬか、だれかがボスを倒すか、だれかが町を脱出するかするとゲームが終わって、その時の生き残りのなかで一番勝利点を稼いだ人の勝ち。この「終了条件が3つある」ってのがミソで、どのエンドを迎えるかでゲームの展開が変わってくるし、ゲームを閉める時期を巡っての他プレイヤーとのせめぎ合いも熱いです。
プレイ人数は1~4人用なんだけど、英語版では5~6人用拡張セットに付属だった2人のプレイヤーキャラクターも付いているので、個人ボードのコピーと追加ゾンビを20体ぐらい用意すれば、プレイ人数は6人までいけるかも。
3.ゲームシステムとか

どんなシステムのゲームなのかと言うと、プレイヤーはそれぞれ自分の個人ボードを持っていて、個人ボードに置かれたゾンビが自分のターンが来る度にどんどん前に進んできます。そこで、攻撃、探索、逃走なんかを表す目が書かれた特殊ダイスを何個か振って、振り直しを経て出た目を確定させたらその行動を行う。という感じ。
ゾンビが溜まってくると殺されちゃうので排除していかないといけないんだけど、勝利点に繋がる行動は生き残った町の住民の探索なので、ままならないダイス目をどうにかしながらそこのバランスを上手い事取っていくのがゲームの基本。
面白いのは「ネクロノミコン(知る人ぞ知る魔道書だ!)」の目で、こいつは「何個出したか」によって効果が全然変わってきます。イベントが起こる事もあれば、生存者を見つけたり、はたまたボード上のゾンビを倒したり。効果は大きいんだけど、出目の数でころっと効果が変わるので他の目よりギャンブル性が高いんです。
住民たち(上にある写真のカード)がみんなやたらと個性的で、名前とイラストを見ればなんとなくキャラクターまでわかっちゃう、いかにもB級映画なテイストも楽しいです。彼らはゲームの勝利点を持っているのと同時に、役立ったり迷惑だったりする特殊能力も持ってます。当然迷惑なやつの方が勝利点が高いんだけど。
場所やイベントのカードもいかにもB級映画的なシチュエーションで、この辺りのテーマ性とシステムの合致が気持ち良いです。
4.ボスゾンビも立体コマが良い!というあなたに

このゲーム、放射能ビームで攻撃してきたりゾンビの群を召喚したりする「ボスゾンビ」が存在するのは前述したとおりですが、残念ながらこのボスゾンビは立体駒じゃなくてタイルなんですよ。(実はこのゲームは元々キックスターターで出資募集されてたやつで、キックスターター特典として立体大型ボスゾンビが付いたりしてたそうなんですが)
でもまあ、意外と「強そうなゾンビ」のミニチュアってのはあるもんで、立体派の皆様向けにそいつを紹介いたしましょう。

「ゾンビサイド」っていう超名作ゾンビボードゲームがあるのはみなさんご存知かと思うんですが、あのゲームにはボスゾンビ「アボミネーション」ってのがいるんですよ。並べてみるとサイズもぴったり。こいつはなかなか良いんじゃないでしょうか。
ただ、ゾンビサイドは和訳の必要がある1万円近くする大型ゲーム、この為に買うのはちょっとハードル高いかもしれません(面白いから超おすすめゲームではあるんだけど)。それに、別なゲームの駒を混ぜて使うといざどっちかで遊ぶときに「あ、あの駒が無い!」とかの悲劇も起こり得ます。

そこで推奨したいのがこの子。どうですかこの威容。鎧じみた形に変異したトゲトゲボディが戸愚呂弟みたいでステキです。
こいつは「デッドゾーン」っていうSFミニチュアバトルゲームに出てくるSFゾンビ勢力のボス、「プレーグ:ステージ1A」くんです。ミニチュアゲーム用の駒なので単品販売されているし、僕もよく利用する国内ミニチュアショップ「リングテイル」で取り扱ってます。
「ハードプラスチック」っていうレジンみたいな素材で出来ているので瞬間接着剤を使って組み立てる必要はあるんだけど、わずか4パーツだし、そこまで手間じゃない、ハズ。
そんなわけで逃げゾンビ、超お勧めです。みんなで仲良く生き延びたりダメだったりすると良いよ。
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