アンスピーカブル・ワーズ

アルファベットのカードを使って単語を作っていく、クトゥルー神話ネタのカードゲーム「Unspeakable words（和訳タイトル「禁断の言葉」）」のレビュー

人数　２～
時間　30分以上
人数はカード枚数の許す限り何人でも行けます。そして人数に応じてプレイ時間が増える感じ

A～Zまでのアルファベットが書いてあるカードを7枚配られて、配られたカードの中から何枚か使ってなんとか単語を作ろうという、そんなゲーム。本当は英単語じゃないといけないんだけど、僕も友達もどっちかっつうと英語はダメダメなので、そこはルールを改変。ローマ字で作った日本語もOKにしました。「INU」とか「NEKO」とか。

で、それがなんで「アンスピーカブル・ワーズ」なのかっつうとですね、これ「クトゥルー神話」ネタなんですね。アルファベットカードにはそれぞれクトゥルー神話の怪物たちが、可愛いイラストで書いてあるんです。その怪物たちの名前が、本来なら人間には発音できない名前なんだけど、敢えて書くならこんな感じっつって「Cthulhu」とか便宜上の名前がついているわけです。だからアンスピーカブル・ワーズ（発音できない言葉）。

ちなみに「クトゥルー神話」というのはハワード・P・ラブクラフトというアメリカの作家が作り出して、その後色々な作家の手で書き継がれて広げられていったホラー小説大系の事で、人類が発生するずっと前から、古くて巨大でわけのわからない神とも怪物ともつかない存在たちが地球の色々なところにいて、あまりにも人智を越えた姿形をしているから、人間が運悪くそいつらに遭遇しちゃったらもう見ただけで発狂するか死ぬしかないんだぜ。みたいな、そんな感じの話です。

アルファベット毎に点数が決まっていて、作った単語の点数の合計が得点になるんですが、そこにもクトゥルー独特のギミックあります。20面サイコロを振って、点数の合計以上の目を出さないと得点がもらえず、しかもちょっとずつ発狂していってしまうんですね。ちなみに5回失敗すると完全に発狂してゲームオーバーです。

クトゥルー神話は別に知らなくても遊べます。
しょうもないゲームではあるんだけど、意外と燃える。バカゲーの類ですかね。

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